自然から着想を得た美しい椅子。Arper Leafチェア

イタリアの家具ブランド、Arper（アルペール）の椅子に初めて出会ったのは、旅先の小さなのカフェでした。

中庭に並べられた数脚の椅子は、どれも不思議なほど風景に溶け込んでいて、まるで植物の一部のように自然と共存していました。名前の通り、葉っぱからインスピレーションを得たその椅子は、線で描いたように繊細で、有機的で、ただそこにあるだけで空間を静かに彩っていたのです。

Leaf #1821の魅力は、見た目の美しさだけにとどまりません。スチール製のフレームには粉体塗装(パウダーコーティング)が施され、屋外でも安心して使えるタフさを備えています。雨や日差しにさらされても劣化しにくく、ガーデンチェアとしても、テラスのアクセントとしてもその魅力を発揮してくれます。よく見るとこの左右非対称のワイヤーデザインが有機的な演出に一役買っています。自然の中に左右対称なものはありませんからね。

この椅子はアウトドア向けにデザインされているとは思えないほど、インテリアとしての完成度が高いと思います。室内に持ち込めば、そのシルエットの美しさがより際立ち、木や石、布といった異なる素材との調和も抜群です。観葉植物のそばに置いてみると、まるで家具と植物の境界線が曖昧になるような、やさしい空気が流れ始めます。

実際に＋CONTENTOでも店頭に並べるたび、お客様から「これはどこの椅子ですか？」と尋ねられることが少なくありません。特にイベントや撮影時には、その存在感に助けられることが多く、シンプルでありながら、空間の表情を変える力を持つ椅子だと感じています。

日常の中に、自然の輪郭を描く椅子を。
Leaf は、そんな想いに静かに寄り添ってくれます。
こちら店頭にて販売中です。ぜひご覧くださいませ。